JUGEMテーマ:つぶやき。
こんにちはikeです
対人ギャンブルの世界では自分の感情をコントロールする事が大事だと言われているが、私はそんな努力は必要ないと思っている。
自分のハンド(手役)が表情に出れば不利ではあるが、そんな細かいテクニックに頼るより、自分のツキを伸ばす方がメリットがあるからである。
つまり、目先の勝負なんてチョボチョボなもんで、もっと違ったレベルの勝ちを目指すためには、小さくまとまってはダメなんだよね。
ギャンブルの要諦はそこなのかも知れんな。
1勝99敗でもブラスになるのがギャンブルだからである。
さて、ギャンブルの世界では対戦相手の表情を読むのが大事な要素であるが、これはけっこう面白いもんだ。
賭け事をすると人間の本性が表れるからである。
ちょっと下品な行為だが、そんな情報を分析するのは楽しいもんだ。
普段は温厚な紳士を演じていても、実は短気なオッサンだったりする場合もある。
私なんぞはそれを盗み見てニャッとするわけだ。
これじゃ小悪党みたいだが、楽しいものは仕方ない。
私は勝ち負けなんかより、そんな人間の本性を探るのが楽しいのであろう。
世間では『無くて七癖』と云うくらいで、人はそれぞれ自分ではわからない癖がある。
そんな癖は喜怒哀楽などの感情によって引き起こされるのだと思う。
ギャンブルの世界では、無意識のうちに出るボディサインを『キズ』と呼ぶ。
これを知っていれば、ギャンブルのみならず実社会でも有利であろう。
会議の席で、お偉いさんのボディサインがわかれば、その意に沿った提案をすればいい。
そんなサインは日常生活でも常に現れるが、賭け事の場では極端に出ると思う。
まぁ、そんな事ばかり考えているとギャンブル自体はつまらなくなるが、対戦相手のキズを拾うのはまた別の楽しみである。
別に対戦相手のキズがわかったとしても勝負に勝てるわけじゃない。
少しは有利になるだけだ(笑)。
今の仲間内でギャンブルをやっても、私は相手のキズをわかっている。
それで100戦100勝かといえば、いいとこ50勝である。
何故って…酒を飲みながらだからさ。
ギャンブルが本当に強い人間は、実は大キズだったりする場合が多い。
そんな下品なテクニックに頼らず、自分の本質で勝負するからだろう。
つまり、人間としてのスケールが違うのだ。
対戦相手のキズを拾っているレベルの人間が勝てるわけがないのである。
そんな相手とは……対戦したくないよね。