JUGEMテーマ:つぶやき。
こんにちはikeです
さて、そろそろGWも近ずいてきたが、私は特にバカンスの予定も無く、下町の仲間たちと飲み歩く予定である。
ひょんな切っ掛けで、また昔みたいな遊びが始まるのかも知れん。
なんか振り子が両極端に振れているみたいじゃないか。
今までの私は下町のお付き合いが嫌で、そこから抜け出そうと努力していた筈である。
それがこの歳になって、元に戻りつつあるのは不思議なもんだよね。
私は足立区のスラム街で育ち、そこをスタート地点として、高校時代に都内の繁華街に飛び出して行った。
今で云う「高校デビュー」なんだろう。
当時は見るもの聞くもののすべてが新鮮で、色々な知識を素直に吸収したと思う。
洒落た着こなしやダンスのステップなど、覚える事は山ほどあったのである。
そして、私にはそんな知識を身に付けるためのビビッドな感性があったと思う。
私は運が良かったらしく、その当時は色々な人たちからアドバイスしてもらった。
自分だけのセンスでは、短期間に一丁前の遊び人にはなれなかっただろう。
本当にお世話になったもんだ。
今でこそ偉そうな能書きをたれている私だが、その頃はまだ駆け出しの若者だったのである。
私はそんなキャリアを積み重ねてきたわけだが、この努力を学業に向けていれば、立派なマッドサイエンティストになっていただろう。
そんなもんになるくらいなら、アロハ屋で良かったのだと思う。
そんな若者もいつの間にか歳を喰い、今になってまた修行を始めた頃を振り返っている。
別に懐かしむ程の過去じゃないが、それでもイノセントな感性を持っていた頃の自分は可愛いもんだ。
今さら昔のような遊びは出来んし、だいたいがそんな元気は出ないだろう。
それでも、たまには自分の恥ずかしい過去を振り返ってみたくなるもんだ。
まぁ、若い頃なんて誰も似たようなもんなのである。
レベルの差こそあれ、誰もが発展途上なのだと思う。
そして、恥をかきながらスカした遊び方を学んでいくのだろう。
私もそんな若者の1人だった。
今では単なるじじいにしか過ぎないのであるが。
日本の社会はバブルの前と後で大きく変わったが、バブル前にはとにかく情報がなかった。
バブル後には情報とモノとお金が溢れたが、バブル前には何も無かったのである。
その中でも情報の欠如は決定的で、とにかく遊びの現場に居なければ何もわからんのである。
なので、意欲ある若者は夜遊びに走ったのであろう。
今ではこんな無駄な手間は要らんのであるが。